ゴールデンゴールド


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ebook japan ゴールデンゴールド(1)


総合評価86点


評価 Amazonレビュー: 23点 / 25点
BookLiveレビュー: 22.5点 / 25点
コミックシーモアレビュー: 22点 / 25点
まんが王国レビュー: 18.5(人気度-5)点 / 25点
作者 堀尾省太
ジャンル ミステリー、日常、ホラー、オカルト、リアル
主人公 女学生、一般人
ポジティブレビュー 独特、展開が読めない、読み出したら止まらなくなる、不気味で怖い作品
ネガティブレビュー フクノカミが気持ち悪い
同作者の作品 刻刻


  

  • あらすじ
  • この作品の見所、魅力
あらすじ
祖母と共に寧島という小さな島で暮らす中学二年生のの少女・早坂琉花。人の心の機微に敏感すぎること以外は、同い年の少年・及川に片思いをするごく普通の女の子です。ある日、想いを寄せる及川が大阪に行ってしまうことを知った琉花。海辺で拾った不気味な置き物を山の祠に持っていき、祈りを捧げます。すると置物が動き出し、人とお金を集める力を持つフクノカミが現れたのです。大繁盛しはじめた祖母が営む商店、急に精力的になりはじめる祖母…。恋する琉花が抱いたかわいらしい願いは、思いもよらない形となり、周囲の人々を、そして寧島全体を包み込んでいくことになるのです。

見所1.日常の中に現れた非日常
本作は基本的には、日常感が強い作品です。主人公の琉花が住む寧島は架空の島ですが、瀬戸内海にあることが作中で語られています。他にも琉花は元々広島県福山市に住んでいたことが明言されていたり、アニメイトといった実在するお店の名前が出てきたりもします。また琉花をはじめとした登場人物は、本当にごく平凡な田舎に住んでいる人々です。元々特別な能力を持っていたりすることはありません。私たちにも身近な場所や地域が舞台となっていたり、登場人物が親しみやすいキャラクター設定であることが、より日常感を強く感じさせるのでしょう。そんなごくごく平凡な日常の中に、突如として「フクノカミ」という非日常が現れます。あまりに唐突で謎だらけのフクノカミの存在により、寧島やそこに住む人々がどうなってしまうのか…目が離せなくなってしまう作品です。


見所2.じわじわと広がる不気味さ
表紙に描かれている「フクノカミ」からして、不気味さ満点の「ゴールデンゴールド」。ホラー漫画のようにも見えますが、今のところ残酷な描写や過激な表現などはほぼ無いといっても過言ではありません。しかし琉花の些細な恋心から生じた願いをフクノカミに祈ったことにより、彼女の祖母や寧島に住む村人、そして寧島そのものがおかしな雰囲気になっていきます。しかしあくまでその過程はゆっくりで、色々な人が狂っていく姿がじっくりと描かれています。だからこそ怖い、不気味さがじわじわと広がっていくんです。頭を突然殴られたかのような恐怖はないですが、心の中に恐怖が蓄積されていきます。例えるなら、ジャパニーズホラーに近い恐怖感だと思います。人が狂っていくまでの描写に非常にリアリティがあるので、もしかしたらこれは現実なのでは?自分たちの周りでも起こるのでは?という不安感に襲われます。


見所3.いくつもの伏線と野望が絡み合う展開
本作で圧倒的な存在感を放っている「フクノカミ」ですが、未だその正体が何なのかは明らかにされていません。しかしわからないだらけの中でも、少しずつ謎が解明されてきている部分まおります。最初に読んだ段階では意味が分からなかった部分も、しばらくしてもう一度読み返してみると、この部分はそういうことだったのか!と気づくこともあります。序盤からかなり伏線が張り巡らされているので、それを今後どのように回収していくのかが、非常に楽しみです。またフクノカミの存在によって、狂いだした人々の野望が絶妙に絡み合っている点も、見どころの一つと言えるでしょう。野望を抱いたり、それによって反発したり、逆に利害が一致したり…ただの平凡な田舎の島だった寧島が、そこに住まう人々がこれからどうなっていくのか。非常に展開が気になります。きっと読んだ人は、島の人々がいつか大変なことになるのではというハラハラ感を抱きながら、読み進めることになるでしょう。


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